過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/02/22(水) 17:48:14.37 ID:wprIEmnQ0
志貴「二人とも、せっかく会ったんだ。とにかくここから移動しないか?
   いつまでもここにいたら通行の邪魔になる――」

突如後ろからキンッ、と鋭く何かが斬られた音がする。振り向くと、そこに立っていたのは先ほど隠れてもらった二人。
後ろには荷台ごと真っ二つにされたトラックが一つ。あれ?なんで?トラックって簡単に割れる物だっけ?
もしかしてナイフを持っているこのお方がトラックを真っ二つにしたのかしら?

式「人をあんな汚いところに乱暴に押し込めやがって。覚悟はできてるんだろうな、志貴」

志貴「ま、待って式さん。ゴメンナサイ。悪かったです。これにはいろいろと事情がありまして・・・」

ヤバイ。何かわからないけど相当ヤバイ。これ以上彼女に何かすると俺の首が飛ぶ。
今まで様々な化け物や人を見てきたが、あれを超える殺人鬼はいないと断言できる。

アルク「やっぱり何か隠してたのね。ちょっと志貴。この女何なの?私知らないんだけど」

シエル「少し見ない間にまた新しい女性ですか。全く、遠野君の手の早さにはあきれて物も言えません」

出会うなり両儀さんを指差すアルクェイド。先輩もあまりよい表情をしていない。
二人の言葉に不快気に眉を顰める見せる両儀さん。

式「なに?もしかしてオレ志貴の女だと思われてる?」

シエル「おや、違うのですか。でも名前で呼びあうなんて、ずいぶんと親しい間みたいですが?」

式「お前等には関係ない。それに誰をどう呼ぼうがオレの勝手だろ」

太子「初めまして。私は聖徳太子といいます。よろピクおねがいします」

睨みあう三人。三人の間には一触即発の空気が漂っている。その隣で何やら自己紹介をしている太子さん。
・・・多分キメてるつもりなんだろうけど、正直いつもとあまり変わらない気がする。

太子「あれ、もしかして私無視されてる?」

志貴「でしょうね」

太子「で、でしょうねって君・・・」

だがこの空気を無視して話しかけたことは尊敬に値する。やっぱりこの人大物なんじゃないか?


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