過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/02/22(水) 18:09:09.25 ID:wprIEmnQ0
少し辺りが騒がしい。周囲を見てみると、トラックの騒ぎを聞きつけたのか、遠巻きに人が集まりだしている。
そして彼らの興味は両断されたトラックから目の前の話し合いに移ったらしい。
天下の大来で目立つのはさすがにマズイ。決死の覚悟で二人と両儀さんの間に割ってはいる。

志貴「まあまあ、三人とも落ち着いて。少し落ち着いて話し合ったらどうかな?」

アルク「なによ、志貴はその女を庇うっていうの?」

志貴「そうじゃない。そうじゃないけど、ここで揉めるのはまずいだろ。周りに人も集まってきてるし・・・」

シエル「そうですね。人目を集めるのはよくありません。では単刀直入に聞きます。
    遠野君、貴方と彼女はどういう関係なのか、説明してくれますか?」

アルク「そうね。志貴がどっちの味方かよりも、まずはそこのところをはっきりさせとかないとね」

志貴「ちょ、ちょっと待て落ち着け二人とも。俺と彼女はそんな関係じゃない。大体まだ会ったばかりなんだ。
   ほら、式さんからも何か言って・・・」

振り向いた先には誰もいない。一人残った太子さんだけがポツンと立っている。

志貴「あ、あれ。式さん?どこに行ったのかな・・・」

アルク「あれ?さっきまでそこにいたわよね?」

シエル「ええ、確かに先ほどまでそこにいたはずなのですが・・・」

太子「ははは、彼は妹子の分身ですから、今頃どこかで平たくなっているでしょう。
   そんな妹子は放っておいて、これから私と一緒にお茶でもしませんか?」

シエル「お茶って。貴方、今どういう状況かわかって言っているんですか?今はそれどころじゃないでしょう」

太子さんの言葉を聞いたアルクェイドはピーン、と何か閃いたらしく笑っている。
その笑いにはどことなく邪悪な物が含まれている気がする。

シエル「それに今は遠野君とあの女の関係を・・・なんです真祖、引っ張らないでください」

アルク「いいからいいから、ちょっとこっち来て」


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