過去ログ - 式「誰だ、オマエ」 太子「聖徳太子です」
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(大分県)
[saga]
2012/03/27(火) 01:22:27.23 ID:QVdiPWX20
翡翠「志貴さま」
志貴「ん?なんだ翡翠。まだ料理はたくさんあるし、水だって全然減ってないぞ」
翡翠「いえ、そうではなく。その・・・」
いくら秋葉が居ないとはいえ、食事の最中に翡翠が話しかけてくるなんて珍しい。
何事かと振り向くと翡翠が所在無さ気に立っていた。
翡翠「あの、料理のお味は、その。ど、どう、ですか・・・」
不安そうに胸に手を当ててこちらを見ているが、よく見ると両手の指には包帯が巻かれている。
翡翠はアルクェイドと共に厨房に居た。料理の出来栄えを聞いてくる。手を怪我している。
そこから導き出される答えは一つしかない。
志貴「あれ、もしかしてこれを作ったのって」
うつむいて頬を赤らめる翡翠。少しの間逡巡していたが、意を決したように告白する。
翡翠「ほとんどの部分はアルクェイド様が作られましたが、私も少し、ほんの少しだけですが、手伝わせていただきました」
なるほど。俺の皿は翡翠が手伝った特製料理か。道理で料理に梅干が入っているわけだ。
しかし翡翠が作った料理が食べられるとは。二重の意味で驚きだ。
志貴「うん。よくできてると思うよ。翡翠とアルクェイドの気持ちが詰まっててすごくおいしい」
翡翠「あ、ありがとう、ございます」
ほっと胸をなでおろす翡翠。心なしか顔が赤いけど大丈夫なのか?
味はともかく、アルクェイドと翡翠がここまでがんばって作ってくれた料理だ。不味いわけが無い。
それに正直そこまでひどい味ではなかったし、食べてみると意外と微妙に相性のいい組み合わせのものも幾つかあった。
まあ元がよければそこまで酷いものにはならないか。アルクェイドの料理の腕がそれだけ上手だったということなのだろう。
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