過去ログ - 一方通行「あァ?魔法少女だァ?」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2012/01/15(日) 01:27:50.26 ID:cy5OwnFe0

一方通行「アヒャアヒャヒャヒャヒャヒャ、クッハッハハハハハハハハッ!!

宇宙全体にも、クズしか居ねェってか。面白ェ。
よォく分かった。この世界なンてレベルじゃねェ、宇宙単位で狂ッてやがる。
そンな宇宙の中で、悪あがきをする自分が、ひどく滑稽だ。まるでアリ地獄の中で、必死に生き延びようとしているアリみてェだ。
それでも生き延びれるのは――あのツンツン頭のヒーローがお似合いだ。俺みてェな三下の悪党じゃ、勝てない。
そう、思っていた。

けど、そのヒーローが教えてくれたンだ。
目の前に泣いている人がいるのに、助けようとすることに、理由なンて要らねェッて。
善だからとか、悪だからとか、そンなことが足枷になンてならねェんだッて。

笑い声を上げる一方通行に、訝しげに注視する他の客。
それに狼狽えるのはミサカ19140だけで、ほむらは無表情に彼の動向を見守っていた。

一方通行「何の罪もねェクソガキが100人や1000人絶望したぐらいで、宇宙のエネルギーが回収できる、ッてェか……。
     面白ェ。最高のゴミクズじゃねェか。」

ほむら「………」

狂気に満ちた一方通行の表情を、一見無表情に、内心おっかなびっくりで、ほむらは見守る。

一方通行「そンな幻想、俺がブッ殺してヤンヨ。――インキュベーター」

一方通行には、インキュベーターを認識できない。にも関わらず。
彼の視線の先、暁美ほむらの背後の床にいるインキュベーターを、しっかりと睨んでいた。


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