過去ログ - 一方通行「あァ?魔法少女だァ?」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2012/01/14(土) 22:09:47.25 ID:IszzjzgW0
一方通行(しかも戦う相手は悪い魔女ッてか。メルヘン野郎よりメルヘンな連中だなァ、オイ)
マミ「信じなくても構いません。寧ろ、忘れた方が貴方の為かもしれない。
助けていただいたご恩は忘れませんが、あんな事は忘れて、日常に戻ったほうがいいと思いますよ。」
一方通行「……あァ。メルヘンすぎて反吐が出る話だ」
マミ「それから、暁美さん。これからは、仲良くできないかしら?」
ほむら「……貴女が、まどかや美樹さやかを危険な目に遭わせないなら。
次こそさっきのように、貴女も死んで、二人が殺される事態を招く可能性だってある。その事を思い知ったでしょう?」
マミ「ええ、死の恐怖は確かに思い知ったわ。
でも……」
さやか「転校生、そんなに新しい魔法少女が生まれると都合が悪いワケ?
ホント自己中ね。グリーフシードそんなに独り占めしたいんだ?」
ほむら「貴女、まだそんな事を……」
まどか「さやかちゃん、そんな言い方は……」
さやか「あーあーうざいうざい。マミさん以外の魔法少女って、こんな連中ばっかりなんだね。
帰ろ帰ろ、マミさんもまどかも」
言うや否や、さやかはその場を立ち去る。
マミ「ほら、あの通り」
ほむら「……あの子は…」
物分りの悪い生徒に悩む教師のように、ほむらは言った。
マミ「とりあえず、鹿目さんは契約する?
さっきの私のように、危険な目にあうかもしれない。本当に死ぬ可能性だってある。
それでも、一緒に戦えば――」
ほむら「その必要はないわ。
いい加減にして。どうあってもまどかを契約に誘導しようとするなら……、貴女は私の敵よ」
マミ「そう…。なかなか上手くいかないものね。
じゃあ、魔法少女に誘導はしないわ。でも、鹿目さんはどうしたいの?」
まどか「私は……、」
まどかは制服の裾をつまんで弄りながら、逡巡する様子を見せる。
まどか「ほむらちゃんやマミさんには、仲良くしてほしい。
だから……、魔法少女になるのは決めないでおこうって、思うんです」
ほむら「巴マミと仲良くしていたら…、貴女は魔法少女にならないでいてくれる?」
まどか「私、は……」
人の役に立ちたい。でも、そのせいで友達が仲間割れしてしまうのは辛い。
そういう気持ちの板ばさみで、まどかは逡巡していた。
一方通行「とりあえず、ソイツの言う通りにしときゃァ丸く収まンだろ。
第一テメェらみてェなクソガキ共が、血みどろの戦いに身を置くこと事態筋違いだってンだ。
全員おウチでオネンネしてろってェの」
まどか「何もそこまで言わなくても…」
マミ「いいえ。男の人には、そう思われても仕方ないのかもしれないわ。
それでも、私達魔法少女は魔女と戦う運命だから。逃れられない、運命」
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