37: ◆bR/Hsa44HA
2012/01/21(土) 22:34:53.46 ID:aheywumA0
「えっ……」
突然の出来事に、声が詰まった。
ついさっきまで、話していたのに、今はどうだろう?
血だけをまき散らすスプリンクラーのように、あたりを赤く染め上げる。
そして、全身を縛り付けるような感覚。
何者かが、自分に敵意あるまなざしを向けている。
とても恐ろしく、まるで動物のように。
相手の恐ろしさを瞬時に理解した女の警備米は、恐怖に身を震わせた。
―助け…助けを呼ばなければ…!―
ようやく開いた口。
震えながらも、女の警備米はありったけの声を絞り出そうとした。
だが、敵は非常に素早かった。
一瞬で何かにふさがれる口。
セシウムではない。それは一瞬で理解できた。
「ほう…なかなかにいい娘…いや、米か」
とてもセシウムとは思えない姿。
米の天敵である、とてつもなく巨大な害虫だった。
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