過去ログ - 綾乃「好き。」
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17: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:26:07.53 ID:bIt6DJVy0

「それでな、綾乃ちゃん・・・て、話聞いとるん?」

「あ・・・ごめんなさい。それで、なに?」

以下略



18: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:27:27.98 ID:bIt6DJVy0

そうだった。
確かに、私は風邪を引いて寝込んでしまった事があった。
その時は、歳納京子が提案してくれたという話を聞いて、思わず舞い上がってしまったものだった。

以下略



19: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:28:28.67 ID:bIt6DJVy0





以下略



20: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:30:07.99 ID:bIt6DJVy0

そうと決まれば話は早かった。

その日の放課後、歳納京子と家の近い船見さんに案内してもらえるように相談したところ快く引き受けてくれた。

以下略



21: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:31:14.28 ID:bIt6DJVy0

「それにしても、未だにビックリですよね結衣センパイ。あの櫻子ちゃんが副会長に当選するなんて」

「そうだね、古谷さんのサポートがあってこそなのかも」

以下略



22: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:32:09.50 ID:bIt6DJVy0

「ねえ綾乃ちゃん?」

そんな折、突然千歳が口を挟む。

以下略



23: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:33:50.71 ID:bIt6DJVy0

私の予想は外れて、歳納家はいわゆる普通の一軒家という風体だった。
屋根のついた駐車場に主はおらず、おそらく両親のどちらかが使っているのだろう。
面積は少ないながらも、しっかり整地された庭園は芝で覆われて、いくつかの花が彩りを添えていた。
小さい三輪車が片隅に見えたが、歳納京子がずっと小さい頃に使っていたものだろうか。
以下略



24: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:36:03.44 ID:bIt6DJVy0

遅れて歳納宅の玄関に入ると、皆は歳納京子の部屋へ向かっているところだった。
千歳の話ではインターフォンには歳納京子自身が出たらしかった。
ご両親は不在なのだろうか?

以下略



25: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:37:34.26 ID:bIt6DJVy0

「だからぁ、原稿が終わんなくってさ〜」

「お前ってやつは、まったく・・・」

以下略



26: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:38:36.99 ID:bIt6DJVy0

突如、視線がこちらに降りかかって焦る私。

「おー千歳〜悪いな〜。・・・と、あれ?」

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27: ◆eZUHOxTppE[sage]
2012/01/15(日) 20:40:04.10 ID:bIt6DJVy0

我ながら情けない。
恥ずかしくて正面が向けず、背を向けたまま立ち尽くしてしまう。

そうこうしているうちに、誰かがこちらに向かってくる足音がした。
以下略



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