過去ログ - 綾乃「好き。」
1- 20
228: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:24:00.25 ID:vwUxP9/A0

その日の夜、わたしは夢を見た。

まだ小学生にあがるかあがらないかの幼少時代の思い出。

以下略



229: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:34:07.65 ID:vwUxP9/A0

「・・・はい」

「あー結衣、起きてたー?」

以下略



230: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:35:18.62 ID:vwUxP9/A0

「小さい頃にわたしが神社で迷子になった事あるじゃんか」

「んん・・・いつだっけ、あんまり覚えてないけど、お正月だっけ?」

以下略



231: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:36:23.57 ID:vwUxP9/A0

「・・・てへ」

「あー。おまえさ、綾乃のことどう思ってるの?」

以下略



232: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:38:42.40 ID:vwUxP9/A0

「はぁ。おまえがそのままでいいなら、もう言わないけどさ」

「結衣が何を言いたいのか全然分かんないんだけど」

以下略



233: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:39:32.66 ID:vwUxP9/A0

「良く、わかんないよ・・・」

「とにかく、答えは自分で探さなきゃダメだからね」

以下略



234: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:41:39.55 ID:vwUxP9/A0

「・・・綾乃は、友達だもん」

もちろんわたしの独り言に答える相手はいない。

以下略



235: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:42:42.75 ID:vwUxP9/A0

『もし別の高校になったら中々会えなくなるだろ』

(それは、ヤダなぁ)

以下略



236: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:49:58.16 ID:vwUxP9/A0

綾乃にメールを打ちたくなる衝動を抑えながら、わたしはベッドの中でケータイを握りしめた。
友達だから、同じ高校に行きたい。
友達だから、一緒に遊びや買い物に行ったりしたい。

以下略



237: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/18(水) 02:51:02.85 ID:vwUxP9/A0

(卒業、か)

わたしはごらく部だ何だと、中学生活では好き勝手やってきた。
それが容認されていたのは、まぎれも無く生徒会、いや綾乃のおかげだった。
以下略



335Res/210.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice