42: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/15(日) 21:09:55.05 ID:bIt6DJVy0
「おっ、喜べ綾乃。もう少しで終わるぞ〜」
「それは良かったわ。まだ手伝う事はあるかしら?」
「じゃあ、終わった原稿揃えて封筒に入れといて〜」
「わかったわ」
部屋の掛け時計に目をやると、既に深夜というより早朝に近い時間帯だった。
あまり眠く感じないのは、緊張のせいか、あるいは作業に夢中になっていたせいか。
少ししてから、歳納京子の「終わったー!」という声が室内に響く。
「お疲れ様」
「じゃあ、私、ダッシュでこれポストに出してくる!」
どうやら無事に入稿という作業が終了するらしかった。
早朝とはいえまだ外は暗い。
少し眠れそうかしら、などと思っているとすぐに歳納京子が戻ってきて、缶ジュースを差し出してきた。
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