過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/02/01(水) 04:29:06.03 ID:64aUYGgy0
僧侶「女勇者さん! す、すぐに魔剣ちゃんを離してください!」
魔王「手間がかかる小娘め」
魔剣を女勇者から取り上げた。
女勇者「はぁ、はぁ、はぁ……!」
女勇者「……何ですか今の」
魔剣『女勇者ちゃんにとっておっかない物が見えちゃったんだね〜』
女勇者「ゆ、勇者さん!」ガシッ
魔王「鬱陶しいわ! ほれ、さっさと中へ入るぞ」
女勇者「う、うぅ……」
僧侶「私たちにもまだ魔剣ちゃんについてはわからない事だらけなんです」
僧侶「どうして、勇者様が持つ事ができるのかも」
僧侶(今のでハッキリした。勇者である事は魔剣ちゃんを持つ資格として関係がない…)
僧侶「……じゃあ、勇者様個人として?」
盗賊「僧侶、どうした」
僧侶「あ、いえ。気にしないでください。さぁ、行きましょうか」
盗賊「……僧侶にもそろそろてめぇの元の素性を言うべきじゃねぇのか」
魔王「言う必要があるまい。ただでさえ、前に戦士の一件があったのだ」
魔王「きっとあやつならば面倒な事になるに違いない」
すたすたすた
盗賊(ま、今まで騙していた様なもんだったしな。よく今でさえ疑いもせずにノコノコ着いてきてるもんだよ…)
僧侶「……」
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