過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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638: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 05:55:59.94 ID:uwnvmgnp0
僧侶「魔剣ちゃんばかりを責めたって仕方がありません」

僧侶「一度探してみましょう。文句はそれから」

魔王「こういったパターンは見つからない確立の方が高いのだ。余にはわかるッ」
以下略



639: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 05:56:37.80 ID:uwnvmgnp0
老婆「驚いた! 死んだ姉さんだよ、アンタは!」

盗賊・女勇者「は!?」

老婆「おや〜…まぁ、どういうことだい? こんなに若返ってしまって」ペタペタ
以下略



640: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 05:57:16.17 ID:uwnvmgnp0
女勇者「大丈夫ですか? 私も一緒にいた方が…」

僧侶「行ってください。男性陣といた方が安全ですから、ね?」

女勇者「う〜……」
以下略



641: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 05:57:49.12 ID:uwnvmgnp0
老婆「へぇー!? 何で何で! 悪い事してませんよぉぅ!」

老婆「お巡りさんがアタシを苛めるんだよぉ〜〜〜!!」

僧侶「黙れッ」
以下略



642: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 05:58:56.48 ID:uwnvmgnp0
お母さんは昔からウソつきでクズだった。

だけど、こんな町ならそれは誰も気にしないしとても自然。
そんな母に私は育てられたのだ。

以下略



643: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 05:59:53.26 ID:uwnvmgnp0
週に1度、母は私をつれて隣町の教会へ連れて行ってくれた。
私は母と唯一出かけられるその日がとても楽しみに感じられていた。

母は特に熱心な信者というわけでもない、ただ教会へ行き、神父様の話に耳を傾けている。
私はそんな母の横顔がとても好きだった。
以下略



644: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 06:01:12.25 ID:uwnvmgnp0
「お母さん、このおじさんは?」

母「アンタは外で遊んでらっしゃい」

「でももう外は真っ暗だよ? 怖いよ」
以下略



645: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 06:02:05.08 ID:uwnvmgnp0
「お母さん何をいつも吸っているの? 体に悪そうだよ」

母「すーはー……」

「ねぇってば……」
以下略



646: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 06:02:43.85 ID:uwnvmgnp0
「……あの、初めてのお給料を少し使って母にプレゼントをあげたいのですが」

神父「おお! いいじゃないか! 何を買ってあげるのかな」

「わからないんです。何を買えば母が喜んでくれるか」
以下略



647: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/06(火) 06:03:30.35 ID:uwnvmgnp0
「お母さん。いつもありがとう」

母「は? いきなり何さ。気持ち悪いね」

「これね、お母さんに…プレゼント!」
以下略



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