過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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688: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/10(土) 03:43:01.73 ID:UlM/FnOy0
騎士「ただのそっくりさんではー!?」がばっ

魔導騎士「騎士くんまだ起きちゃダメ…」ぎゅ

団長「そうそう。もう少し安静にしてなよ。君は起きててもうるさいんだから」

団長「高い金払って君だけ復活させてやったんだ。言う事には逆らうなよー」

騎士「むすー……」

重騎士「わしがあの男の声を聞き間違える筈がない。それに友は直接目にしたのだろう」

団長「ああ、お化粧でばっちり決めてたけど本人だわ。あれは」

竜騎士「くたばったオモテタラ生きてたオチー? HAHAHAHAHA!」

団長「どうかねぇ」

重騎士「数年前に、何人かの部下と共に奴は騎士団を抜けた。魔王を討つ為に」

重騎士「王国騎士は何かと縛りが多い。命令が下らぬ限りは魔王退治などできたものではない」

重騎士「魔王討伐は勇者の仕事というわけだからな。だが、奴は行ったよ。勇者ばかりに苦労は掛けられない、すぐにで
も世界を救いたいのだと」

竜騎士「聞いてもねーのにオジーチャンがトークスタートしやがったYO!」

騎士「それで、彼の勇士たちはどうしたのだ!!」

団長「お、興味深々だねぇ」

団長「そいつら結局帰ってこなかったのよ。誰一人も」

団長「だーから死んだ事になってるのね。本当のところはどうかわからなかったけどさ」

団長「まぁ、魔王に挑んで生きて帰ってこれるわけもあるまいし、道中の魔物に殺されるのが山のオチ」

魔導騎士「……騎士くん。僕怖い」ぎゅう

騎士「怖い事なんてあるものか! 私は彼らを誉め称えるぞ! カッコイイなァー!」

竜騎士「か、かっこいいタル〜」

団長「ただの無謀なバカだと思うがねー…。久々に見たら本当にバカみたいだったしよぅ」


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