過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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733: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/03/15(木) 02:27:50.91 ID:vfP0HmSO0
1「世界樹を切り倒せないだと?」

手下「はい、中々頑丈みたいでして。それにー」

手下「時折邪魔が入ってくるんです。そのせいで数匹ほど負傷した者がいまして」

1「ええいっ! なんとも情けのない話か!」

1「我が魔物の軍勢が妨害に屈してなるものか! もっと努力しろ!」

手下「キツいんですよぉ…こっちは敵も見えてないんですよ」

2「あっちに侵入するまでは順調だったのにねぇ」

1「気合いが足らんのだ、不抜け共め」

手下(こっちは何の意味があって世界樹を切っているのかも教えられてないってのに)

手下「目的を。目的を私たちに教えていただけませんか」

1「は?」

手下「私たちも1匹の心ある魔物。与えられた仕事には意味を持って成し遂げたいのです」

手下「これは班の仕事意欲向上にも関わります。なぜ、世界樹を切るのですか?」

1「えっ……」

手下「えっ、とは一体どういった意味でしょうか…」

2「悪いけれどまだ教えるつもりはないのよ」

2(マンイーターを使ってさっさと人間を絶滅させるだなんて他力本願。情けなくて教えられないって…!)

1「ん〜」

手下「なぜなのです。何か後ろめたい理由を私たちに隠していると……?」

2「黙りなさい。話はもう済んだでしょう。さぁ、仕事場に戻りなさいよ」

手下「ぐぬぬ……」


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