過去ログ - とある白虹の空間座標(モノクローム)
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11:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2012/01/22(日) 00:05:13.36 ID:fjIUU0KAO
〜7月4日〜

姫神「貴女は。結標さんの事を知ってるの?」

御坂「うん、知り合いって言うほどの仲じゃないんだけどね」

結標が案内人として復興支援委員会に加わり、フレンダ=セイヴェルンと避難民を第八学区まで護送している間……
御坂は昼休みを取りに調理室を訪れた所、姫神秋沙と顔を合わせながら塩サイダーで涼を取っていた。
その際、ひょんな事から彼女が結標の友人らしき間柄にあると知り途端に口が重くなるのを御坂は感じていた。

姫神「彼女は。どんな人?」

御坂「えっ……」

姫神「私も。彼女と知り合ったばかりだから。あまりよく知らない」

御坂「そうなんだ……」

姫神「あの人は。自分の事をあまり話してくれるタイプには見えないから」

そしてそれ以上に、姫神の放つ不可視の圧力のようなものを感じ御坂はお茶を濁すのにも一苦労した。
だがその真摯な眼差しから彼女はきっと結標に好意を抱いているであろう事は御坂にも感じられた。
常盤台中学にあって、自分が後輩に向けられる視線と似た光をその黒曜石のような双眸に見出したからだ。

同時にこの濡れ羽色の髪の美少女の怒髪をつけば、他を圧するほどの鬼気を発するであろうとも。




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