過去ログ - ジュぺッタ「あたし、メリー。今あなたの後にいるの」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/23(月) 00:59:10.50 ID:4mWTuhEn0
男は帰るとすぐ布団に入った。

PCをする気にもなれなかった。

何故だろうか?寂しい?

ふっとぺタ子の顔が過る。

見慣れた顔がよく思い出せなかった。そんな自分に少し腹が立った。

…明日また、探そう。

そう自分自身に言い聞かせ、寝る。


ジュぺッタ「ふぁ…ん…」

起きた。それだけだった。

はやく電話をしなければ、と思い立つのに数分。もう日は照っている。

彼女は座布団から起き上がった。と同時に足元のガラクタが崩れ盛大に転んだ。

ジュぺッタ「いたたたた…」どうやらCDラックごとCDが捨てられていたようで、その上に足を乗せたため崩れたようだ。

ジュぺッタ「分別は面倒くさいって言うけど、CDとCDラックくらい分けなさいよね…」プンスカ

吹奏楽の全国大会のCDだった。

1つ1つCDラックに戻しつつふと目に留まるCD、タイトルがあった。

2000年の職場部門のCDであった。喜歌劇「メリー・ウィドウ」。

何故この曲が目に留まったのかは分からない。だが彼女はタイトルに一目、奪われた。

可愛らしさを感じると同時に古く、それでいて引かれる名前。

名前はメリーにしよう。こう考えるのに時間はかからなかった。

あたしは…メリー。


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