過去ログ - 勇者「世界救ったら仕事がねぇ……」
1- 20
818: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:16:43.10 ID:61Nj/Xxgo
戦士「一応、先に作戦だけ練っておこう。どうする?」

魔法使い「……そうね。私としては、城内に先行した女商人の救出」

魔法使い「あるいは儀式をやってるとしたら、それを破壊するか、少しでも遅らせたい」
以下略



819: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:17:17.86 ID:61Nj/Xxgo
戦士「よし、作戦開始まで待機だ」

弟子ズ『へーい』


以下略



820: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:18:10.34 ID:61Nj/Xxgo
戦士「冗談だろ。魔王はきっちり倒したはずだ」

魔法使い「そうよ。だけど、南国の魔物を研究していた連中は、そのシステムに目をつけたの」

戦士「シス……テム?」
以下略



821: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:19:07.90 ID:61Nj/Xxgo
戦士「時間がないかもってのは、要するに、その実験が大詰めってことか」

魔法使い「飲み込みが早くて助かるわ」

戦士「しかし、そんなの、よく分かったな」
以下略



822: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:19:39.20 ID:61Nj/Xxgo
戦士は魔法使いの足を抱え上げた。
バランスを取って、彼女が自分の胸を蹴り上げて跳べるように調整する。


魔法使い「スカート、のぞかないでよ」
以下略



823: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:20:09.92 ID:61Nj/Xxgo
ギイィィィ……


男「……誰だ」

以下略



824: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:20:43.01 ID:61Nj/Xxgo
元冒険者「悲しいねぇ。まあ、救国の英雄様は、昔の知り合いのことなんか覚えてもいないか」

戦士「……」

元冒険者「お前のおかげで商売あがったりだった! 魔王なんぞ倒さず、冒険稼業で地道に暮らしてりゃあ良かったんだ」
以下略



825: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:21:22.50 ID:61Nj/Xxgo
元冒険者「見せてやるぜ、俺の闇の力をなぁ!」

戦士「お前の力じゃないだろ、それは」


以下略



826: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:21:59.06 ID:61Nj/Xxgo
魔人はさらに悪いことに、各々武器を持って陣形を組み始めた。
それは整然と隊列を組んで襲い掛かってきた魔王城の魔物を思わせる。

魔人が、次々と襲い掛かる。
戦士は激しく打ち込まれてくる剣戟を片手斧で受け止めながら、ぶしゅぶしゅと息を吐く二人目を振り払った。
以下略



827: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:22:27.05 ID:61Nj/Xxgo
弟子B「師匠、盾になりますんで」


弟子の一人が組み立て式の大盾を取り出した。
視線と言葉の意味は分かる。戦士に大技を撃つ時間を稼ごうと言うのだ。
以下略



1002Res/502.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice