過去ログ - 勇者「世界救ったら仕事がねぇ……」
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823: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:20:09.92 ID:61Nj/Xxgo
ギイィィィ……


男「……誰だ」

以下略



824: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:20:43.01 ID:61Nj/Xxgo
元冒険者「悲しいねぇ。まあ、救国の英雄様は、昔の知り合いのことなんか覚えてもいないか」

戦士「……」

元冒険者「お前のおかげで商売あがったりだった! 魔王なんぞ倒さず、冒険稼業で地道に暮らしてりゃあ良かったんだ」
以下略



825: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:21:22.50 ID:61Nj/Xxgo
元冒険者「見せてやるぜ、俺の闇の力をなぁ!」

戦士「お前の力じゃないだろ、それは」


以下略



826: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:21:59.06 ID:61Nj/Xxgo
魔人はさらに悪いことに、各々武器を持って陣形を組み始めた。
それは整然と隊列を組んで襲い掛かってきた魔王城の魔物を思わせる。

魔人が、次々と襲い掛かる。
戦士は激しく打ち込まれてくる剣戟を片手斧で受け止めながら、ぶしゅぶしゅと息を吐く二人目を振り払った。
以下略



827: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:22:27.05 ID:61Nj/Xxgo
弟子B「師匠、盾になりますんで」


弟子の一人が組み立て式の大盾を取り出した。
視線と言葉の意味は分かる。戦士に大技を撃つ時間を稼ごうと言うのだ。
以下略



828: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:23:12.47 ID:61Nj/Xxgo
戦士(くそっ)


視界が回る。

以下略



829: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:24:40.41 ID:61Nj/Xxgo
激しい轟音を立てて、戦士は強力な攻撃に押し倒された。
続いて次の着弾は、魔人たちの一人に直撃した!


元冒険者「な、な、なんだ!? ぶぐっ」
以下略



830: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:25:37.91 ID:61Nj/Xxgo
勇者はひょいっと虎の肩から飛び降りると、すぐさま戦士の傍に近寄った。


戦士「なに、してんだ、お前……」

以下略



831: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:26:13.42 ID:61Nj/Xxgo
元冒険者「……あの」

勇者「っしゃあ! じゃあ、ちゃきちゃきっと倒すぜ!」

元冒険者「ふ、ふはは、勇者まで現れたとは好都合……」
以下略



832: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/03(土) 22:26:50.94 ID:61Nj/Xxgo
戦士「気をつけろ、連中、硬さだけはある」

勇者「硬い敵……虎、お前、硬いのとやりあったことある?」

虎魔物「蟹の魔物は素手で叩き潰していたからな……」
以下略



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