過去ログ - 勇者「世界救ったら仕事がねぇ……」
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898:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/07(水) 22:32:34.92 ID:s04zrdJio
>>895
需要ありまくりんぐ
本編完結したら虎日記よろしゅ


899: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/07(水) 23:32:39.76 ID:cF3n7zHfo
破裂した扉の向こう側から、南大臣が姿を見せる。
続いて、骨の魔物が。
最後に、真っ黒い球体が、広間の方へ転がって出てきた。

むわっとした黒い霧が、球体から発せられる。
以下略



900: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/07(水) 23:33:11.82 ID:cF3n7zHfo
南大臣「見よ、闇を奪われた骨魔物の彼も、力を得て活き活きと動いている」

骨魔物「活き活きは言いすぎだ……」カラカラ

南大臣「君達も感じるだろう、魔王の闇の力を」
以下略



901: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/07(水) 23:33:48.37 ID:cF3n7zHfo
南大臣「まあ、君が魔王シンパであることは聞いていた」

鳥魔物「……」

南大臣「だが、個人では強大な力やシステムを使いこなす事は出来なかった」
以下略



902: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/07(水) 23:34:15.05 ID:cF3n7zHfo
南大臣「魔王を倒すほどの力を持ちながら、一国の争いを収めるどころか、内乱の火種を炎にする」

南大臣「各国の不安材料だった魔物を残したまま、それを討伐することもしない」

南大臣「……力を持て余して、秩序を乱す冒険者どもと同じだ」
以下略



903: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/07(水) 23:34:50.94 ID:cF3n7zHfo
勇者「いいか、ハゲジジイ。だったらてめぇはどうなんだよ」

南大臣「私は、陛下とともに、人間の跳躍を目指しました」

勇者「はっ、ジャンプくらい、誰でもできるわ」
以下略



904: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/07(水) 23:35:16.29 ID:cF3n7zHfo
虎魔物「ふん! それは魔界に帰りそびれたのが悪いんだろうが」

鳥魔物「……」

南大臣「虎の方は気づいているようですな。ご自身の意見が、強者の論理だと」
以下略



905: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/07(水) 23:35:52.34 ID:cF3n7zHfo
勇者「間違うときは、集団でやっても間違うんだよ」

勇者「お前らが今やってんのも大間違いだ」

勇者「いいか、今すぐその変な球体を引っ込めろ!」
以下略



906: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/07(水) 23:36:27.03 ID:cF3n7zHfo
全員が驚いて固まる中、鳥魔物は翼を広げると、一直線に跳躍した。

南大臣が、身構える。
その横合いで、骨魔物が銃を乱射した。

以下略



907: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/07(水) 23:39:25.20 ID:cF3n7zHfo
上方に飛び跳ねた鳥に釣られて、全員の意識が勇者に向いていない。

そこで、勇者はようやく魔法使いの様子がまずいことに気づいた。

雷撃呪文でも撃つべきかと考えた勇者の腕の中で、魔法使いがぬる、と赤色をにじませている。
以下略



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