過去ログ - 妹の手を握るまで(その2)
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/28(土) 23:18:41.98 ID:OgGbePyto
「おまえの彼氏のことなんかどうでもいいよ。俺はおまえが何を考えているのか知りたいんだよ!」
お兄ちゃんは続けた。

「・・・・・・俺はおまえの全部が欲しいんだよ。おまえが何を考えているのか全部知りたいんだ」

「おまえの全てを理解したいんだよ! 俺の言ってること変か?」

「・・・・・・頼むから教えてくれよ。おまえが何を考えてるのか。俺のこと本当はどう考えてるのか」

「おまえが何で俺のベッドで一緒に寝ようとするのか。何で俺に身体を触らせるのか」

「このままじゃ、俺どうしていいかわかんねえよ」


お兄ちゃんが立て続けに畳み掛ける言葉を聞きながらあたしはあたしは先輩のことを思い浮かべた。
昨日の夜とか今朝の出来事だけでも十分に先輩を裏切っている。そしてそれをどんなに責められても仕方ないけど、あたしはそのことを後悔はしていなかった。
でもこれ以上はこのままなし崩しに進むわけにはいかなかった。

「・・・・・・ごめんね」

「え」

「混乱させてごめんね、お兄ちゃんの言ってること、別に変じゃないよ」

「・・・・・・そうか。変じゃなくてよかった」
お兄ちゃんは落ち着きを取り戻したようだった。

「お兄ちゃんのこと好きだけど・・・・・・でも、もう少し待って」

「・・・・・・どうして」

「もう少し待って」

「わかんねえよ。おまえ、俺のベッドで一緒に寝たり裸の体触らせたりキスしてきたり・・・・・・」
お兄ちゃんは混乱したように言い、あたしはそのことに胸が痛んだ。

「待つって、いつまでだよ」

「だからもう少し」

「もう少しっていつまでなんだよ!」
お兄ちゃんが再び声を荒げた。そういうお兄ちゃんの姿は何だか先輩が荒れている姿を思い出させるようだった。

あたしは卑劣な手段を使った。お兄ちゃんはどういうわけか女っぽさのかけらもないあたしの体を好きなようだった。
だからあたしは裸のままでお兄ちゃんに迫った。

「お兄ちゃん」

「・・・・・・ああ」
お兄ちゃんは納得していない様子で答えた。

「お母さん出かけたんでしょ?」

「ああ」
お兄ちゃんは同じ言葉を繰り返した。

「じゃ、ベッドに入ろう。裸だと寒いし、さっきの続きして」

身じろぎしないお兄ちゃんを無視してあたしは自分のベッドに裸で横たわった。

・・・・・・しばらくしてお兄ちゃんがあたしの傍らに横たわるようにベッドに入ってきた。


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