過去ログ - 梓「ムギ先輩からエッチなゲームの制作を頼まれました……」
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(東京都)
[saga]
2012/02/05(日) 06:36:44.16 ID:vLMn2M2e0
プロローグ
???「君の魔法には無限の可能性がありそうだね」
ある雪の降っている丘の上で泣き叫ぶ私に私よりも1歳くらい年上の女の子が拳銃を向けます。
梓「うう……うえええ。お母さーん、お父さーん」
???「泣かないで。可愛い顔が台無しだよ」
その少女は私に歩み寄ってきます。
梓「来ないで! 近づいたら……」
???「私は大丈夫だよ。だって……私は世界一の魔法使いだもの」
少女は1歩、1歩、力強く歩いてきます。
梓「うえええ」
???「……ほら。捕まえた。ギュッ」
梓「にゃっ」
???「えへへ。にゃっだって。可愛いね、君。名前は?」
梓「……梓。中野 梓です」
???「へー、梓ちゃんか。あだ名はあずにゃんって決定だね」
梓「……へんなあだ名です」
???「そう? 可愛いと思うけど」
梓「……あなたは?」
???「私? 平沢 唯っていうんだ。世界一の魔法使いだよ」
梓「自分で世界一って言っちゃうんですか?」
唯「言っちゃうよー。私は強いからね! 現にここまでたどり着いたし」
梓「……私を撃たないんですか?」
唯「ん? あ、これ? こんな危ないのはポイッ」
その少女は拳銃をポイッと捨てます。
唯「君のその魔法は……」
梓「……言わないでください」
唯「ほへ?」
梓「私の魔法は……」
たくさんの人を……。
唯「怖いの? 自分の魔法が」
梓「……」
唯「……今は分からないかもしれないけど」
唯と名乗る少女はにこりと笑った。
唯「魔法っていうのは……人を幸せにできるんだよ」
梓「私の魔法じゃ……」
唯「そんなことはないよ。どんな魔法も……誰かを幸せにできるんだよ」
梓「……」
唯「今は分からないかもしれない。でも……いつか、分かるよ。だから、……行こう」
私はその人に手を引っ張られるように連れて行かれました。それが……私の中で世界一の魔法使いと言われる人との……出会いでした。
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