過去ログ - QB「僕と契約して救世主になってよ」
1- 20
13:[sage]
2012/02/09(木) 00:20:29.67 ID:lx46zJhv0
回想


私の父は炭坑夫だった。現場指揮者のスキルもあったからいつも世界中を飛び回ってた…




私はそんなお父さんが嫌いだったわ。お母さんもお父さんについていったから私はいつも祖母の家にいたわ…




たまに帰ってきたらお土産はいつもロボットのプラモデル。私はかわいいお人形とかが欲しかったのに…




ある日、日本でトンネル工事をすることになったお父さんの現場を見に行ったの…




お父さんは言っていたわ。俺たちは穴を掘り続けて、次の世代のために道を切り開いていくのが仕事だって…




初めてお父さんを好きになった。私のお父さんはすごい人なんだって…




けど、その時現場で崩落事故が起きたの……




幸い、私達親子は無事だったわ。けど辛いのはその後だった…




私達は土砂の中、酸素もすぐに無くなっていったわ。最初はすぐに助けが来るだろうと思った…




けど、救助はいつまでたっても来ず、私達は次第に動けなくなってしまった…




そんなときにお父さんがくれたのがいつも愛用してたヘルメットとスコップだったの…




俺は娘も守れずに死にたくはない。だからこれをお守りにしとけと……




そして父は動かなくなった。不眠不休の連日連夜ですでに体力がなかったことが後でわかったわ…




私はスコップで穴を掘り続けたの。どこが出口なのかわからないまま…




そして掘った先に一筋の光が見えた。それがQBだったの。彼は私に言ったわ「魔法少女にならないか?」って……








<<前のレス[*]次のレス[#]>>
15Res/18.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice