過去ログ - 妹狐「恩返しに……」姉狐「来ましたー♪」
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1:濃口醤油 ◆4jPnOLgqH.[saga]
2012/02/01(水) 23:18:53.84 ID:swu0H9L+0
男「えっと……どちら様でしょうか?」

姉狐「えへへ〜♪やだなー、覚えてない?ぼくだよ、ぼく♪」

男(そういえば俺俺詐欺ってあったよね。その類かも知れない。外見的には小学生に見えるが油断してはいけないぞ)

姉狐「助けて貰ってから、ずっと会いたかったの!我慢して我慢して、やっと人間になれるようになったんだよッ。
   見て見てだーりん、似合ってる?あんまり人の事分からないから、ちゃんと変身出来てるか不安なんだけど♪」

――尻尾ふりふり

男(随分テンションの高い子だな。というか僕以外で公園に誰もいないんだけど、だーりんって僕の事だろうか。
  この子は僕の事知ってるみたいだけど。金髪で巫女服着て……狐耳か?着けてる子なんて、一度会ったら忘れないよな。
  うーん、人を待ってたんだけど困ったな。こんな小さい子を夜遅くに独りで家に帰す訳にいかないし……どうするかな)

妹狐「(くいくい)姉さん……男さんが困ってる」

男(今度は金髪の子の後ろから、銀髪の子が出て来た。姉って呼んでるこの子とは対照的で、随分大人しそうだ。
  無表情で……ちょっとジト目気味だな。この子も狐耳を着けていて……なんか大きな尻尾のような物が見えるんだけど)

姉狐「え〜だってやっとまた会えたのにぃ〜!ねぇねぇだーりん!抱き付いても良い!?」

妹狐「ぜったい……だめ……っ(ぐぃぃぃ)」

男(何がどうなってるんだ。僕に抱きつこうとした金髪の子を、銀髪の子が引き止めて……金髪の子が食い下がって。
  そういえば銀髪の子はハッキリと僕の名前呼んだよね。二人とも本当に全然顔に見覚えが無いんだけど。
  あるとすれば、彼女達の綺麗な髪の色と……巫女服のスカートから出てる大きな尻尾くらいで……)

男「って、し、尻尾……!?」

姉狐「やだやだやだぁ〜!はなしてよぉ妹〜!だぁりーんっ!」

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