過去ログ - 妹「悪魔を召喚して、お兄さまと恋人になるわ!」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/03(金) 03:29:29.90 ID:hvEwm0lDO
妹「ふう、私としたことが」

火災警報のベルがけたたましく鳴り響く炎の中で、妹は何事もなく衣服の乱れを直していた。

妹「お兄さまの事になるとまわりが見えなくなるのは……良いクセですわね、さすが私」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/02/03(金) 07:20:45.89 ID:hvEwm0lDO
妹「……小学生?」

?「なっ! 小学生じゃと!? ワシのどこが小学生……」

少女は言いながら顔を下げる。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/02/03(金) 07:57:17.86 ID:hvEwm0lDO
妹「はいはい、ココは危ないから、さっさと家に帰りなさい」

アスモ「ふむ、信じておらぬな?」

アスモデウスと自称した少女はそう言うとその目を細め、閉じ、そして大きく見開いた。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/02/03(金) 17:38:45.62 ID:hvEwm0lDO
妹「ふっ!」

妹が短く息を吐き、目にも留まらぬ速さで右手を伸ばす。

アスモ「へぶらばっ!?」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/02/03(金) 18:17:04.73 ID:hvEwm0lDO
妹「もっとこう……心を惹き付ける、みたいな力は無いのかしら?」

アスモ「あ、あるぞ! 男の心を惹き付ける力はワシにある!」

妹「あら、本当に?」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/02/03(金) 23:14:35.63 ID:hvEwm0lDO
女子高生に魔神が恐喝されていたその時、図書室の外に人影が揺らめいた。

先生「誰か中にいるのかッ! いたら返事をしろ!」

妹「しまった! トンズラし損じた!」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/02/04(土) 03:35:21.91 ID:1lTSO6PDO
先生「くっ!? 誰かいるんだな! 今助けに行くから待っているんだ!」

妹「チッ! いらないお世話ですわ」

アスモ「入口は一つ、そこにあの教師がいては出られんのう?」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/02/05(日) 03:44:40.82 ID:gAmgqvBDO
〜 学校近くのファミレス 〜

アスモ「つまり、実の兄に振り向いて欲しい、と?」

妹「そういう事よ」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/02/05(日) 10:02:23.41 ID:gAmgqvBDO
〜 十数分後 〜

アスモ「いただきまーす!」

妹「チッ、よりによって一番高いステーキ定食を選ぶとはね」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/05(日) 11:47:31.53 ID:/FI+2BUho
期待してる


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/02/05(日) 14:41:18.83 ID:gAmgqvBDO
妹「いいえ、結構ですわ」

アスモ「……ふえっ?」

妹「考え直したのよ、悪魔の力を使ってお兄さまに振り向いてもらっても、それはただむなしいだけなのよ」
以下略



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