過去ログ - 妹「悪魔を召喚して、お兄さまと恋人になるわ!」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/02/03(金) 00:54:52.31 ID:hvEwm0lDO
〜 そして、今現在 〜

妹「意中の人と恋仲になれる魔術、……まあ、こんなバカな事は毛ほども信じてませんが、暇潰しにはいいでしょう」

放課後の図書室、誰もいない時間帯を見計らっての暇潰しもクソもないだろうが、妹はそんなこと気にもしない。

妹「さて、魔術に必要な物……足りない物は代替品で十分ですわね」

妹「まずは想い人の髪の毛……クリアー」

机の上に兄の髪の毛を一本乗せる。

妹「次に、丸い宝石? ……カエルの目玉で代用っと」

グチャッ。

妹「そして、ハートの形のアクセサリー? ……ネズミの心臓でオーケーっと」

ベチョッ。

妹「さらに、ミステリアスなアロマを部屋に充満? ……ヘビの生焼きっと」

ムワーン。

妹「最後に集めたすべてを業火で焼きながら、ピュアなハートで恋の成就を願う? 私の想いは世界で一番ピュアですわ! イッツ、ピュアニスト!」

妹は笑顔で意気揚々と、机の中央に消火器クラスのガスボンベをドンと置いた。

妹「ああ……お兄さまお兄さま……」

そして、妹は恍惚の笑みを浮かべながらガスボンベを手刀で切り裂く。
片方の手に、灯ったライターを握り締めながら。

次の瞬間、当然ながら図書室が炎に包まれた。


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