過去ログ - 男「勇者がいても、世界は何も変わらない」
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◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 21:25:57.54 ID:NVpnZ3v4o
男「ほら、商人から毒消し草を買って来たぞ……」ハァハァ
女騎士「すまない」
男「それであの質問か。もっとストレートに言えばいいものを」フゥ
以下略
7
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 21:26:43.31 ID:NVpnZ3v4o
――路地裏
女騎士「遅い! ここが戦場なら死んでいるぞ!」ブンブン
男「待って、ほ、ホントにし、死ぬ」ヒュンヒュン
以下略
8
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 21:27:42.48 ID:NVpnZ3v4o
――酒場
ガヤガヤガヤガヤ
男「こちらご注文の品です」トン
以下略
9
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 21:29:43.61 ID:NVpnZ3v4o
――二時間後
カランコロン
男「ありがとうございましたー!」
以下略
10
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 21:30:33.95 ID:NVpnZ3v4o
――…‥
男「では聖域までの護衛、お願いします」
女戦士「はい、任せて下さい」
以下略
11
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 21:31:12.01 ID:NVpnZ3v4o
それから、四、五十分ほど経った頃だった。
女戦士「――でも、どうやってそんなに儲けているんですか?」
男「場所によって、安い物もあれば、高い物もある。それを的確に見極めて、安い場所で買い、高い場所で売る。まあ言わば交易商みたいなもんですよ俺は」
以下略
12
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 21:32:47.12 ID:NVpnZ3v4o
魔法使い「………」
女戦士「……少し、遅いですね」
魔法使い「うむ……様子を見てくる。女戦士、ここは任せた」
以下略
13
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 21:33:37.28 ID:NVpnZ3v4o
――…‥
男「――とまあ、こんな感じだ。気がついたら、この町に運び込まれてた。王国の騎士団が、倒れている俺を見つけてくれたらしくてな」
女騎士「ふむ」グビグビ
以下略
14
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 23:39:31.93 ID:XE+6NAZdo
チュンチュン……
男「おはよう」
誰もいない小部屋で独り呟き、あくびを噛み殺して起き上がる。
以下略
15
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 23:40:46.75 ID:XE+6NAZdo
――…‥
女騎士「――そして今に至るわけだ」
男「んあぁ、そうかあ、苦労したんだなぁ。んん」
以下略
16
:
◆6ype9/FYBU
[saga]
2012/02/03(金) 23:41:20.03 ID:XE+6NAZdo
女騎士「――ということがあっただろう」
男「あった……かもしれない」
女騎士「それよりほら、朝食が冷めるぞ。ちょうど今出来上がったところだ」
以下略
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