過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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ゴミ箱
[sage saga]
2012/02/10(金) 01:05:29.11 ID:dtAZeFFe0
〜上条邸一階 浴室〜
上条の部屋の丁度真下に浴室はある。
つまり、上条の部屋と同じくらいの大きさなわけだが、元々上条の部屋も気味が悪い位広いのでこちらもかなり広い。
上条「・・・」
ローラ「〜♪」
上条「・・・」
ローラ「なにをさっきから黙っておるの?当麻」
上条「いや、そりゃー誰だって黙るだろ」
ローラ「なんぞ、そんなに某の入浴の仕方が気にいらぬといいたるか?すけべ」
上条「いや、すけべはねえだろすけべは」
上条とローラは確かに一緒に入っているのだが、今の二人には決定的な違いがある。
上条はタオル一枚で入っているのに対して、ローラはなんと着衣入浴という詐欺紛いの行為をしているからだ。
元々ローラはいつもこうして入っているらしいが、上条としてはなんともそれが気に入らない様子で。
上条「まぁ、外国人なんてそんなもんか。きにしてた俺が馬鹿みてぇじゃねえか...」orz
ローラ「まぁ別に気にするほどの事でもなきことよ」
上条「はぁ……もう上がるか」
ローラ「あ、ちょっとまちたれよ」
上条「なんだ?」
ローラ「某はただ当麻と遊び半分で風呂に入ったわけではないぞ?」
上条「遊び半分だったら殴ってたけどな」ボソ
ローラ「文句を言うでない、ほれ」ポイッ
上条「ん?なんだこれ」
ローラ「みてわかとろう?櫛よ、櫛」
上条「櫛...?ってことは……」
ローラ「なんとなく理解できとろうかしら?某のこの髪をとかして欲しいのよ」
そういってローラは自分の髪留めを取る。
すると、自分の身長の2.5倍はある髪が浴槽に広がる。
上条「そんなの自分でやればいいじゃねえかよ」
ローラ「いいであろう、これから二人で暮らすのだ。某がこんな事を頼むのは信頼した者にしか頼まぬのだぞ?」
上条「はぁ……まあいいけど」
そういって上条は持っている櫛をローラの髪にかける。
上条「こんな感じでいいのか?」
ローラ「うむ、ちょうど良いぞ。なかなか当麻はうまいぞよ」
上条「なんで褒められてんのにうれしくないんでしょうかね」
そうしてこんな時間がしばらく続いた。
ローラの髪は長い為、結構時間がかかるのである。
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