過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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107:ゴミ箱[sage saga]
2012/02/10(金) 01:05:29.11 ID:dtAZeFFe0
〜上条邸一階 浴室〜

上条の部屋の丁度真下に浴室はある。
つまり、上条の部屋と同じくらいの大きさなわけだが、元々上条の部屋も気味が悪い位広いのでこちらもかなり広い。


上条「・・・」

ローラ「〜♪」

上条「・・・」

ローラ「なにをさっきから黙っておるの?当麻」

上条「いや、そりゃー誰だって黙るだろ」

ローラ「なんぞ、そんなに某の入浴の仕方が気にいらぬといいたるか?すけべ」

上条「いや、すけべはねえだろすけべは」


上条とローラは確かに一緒に入っているのだが、今の二人には決定的な違いがある。
上条はタオル一枚で入っているのに対して、ローラはなんと着衣入浴という詐欺紛いの行為をしているからだ。
元々ローラはいつもこうして入っているらしいが、上条としてはなんともそれが気に入らない様子で。


上条「まぁ、外国人なんてそんなもんか。きにしてた俺が馬鹿みてぇじゃねえか...」orz

ローラ「まぁ別に気にするほどの事でもなきことよ」

上条「はぁ……もう上がるか」

ローラ「あ、ちょっとまちたれよ」

上条「なんだ?」

ローラ「某はただ当麻と遊び半分で風呂に入ったわけではないぞ?」

上条「遊び半分だったら殴ってたけどな」ボソ

ローラ「文句を言うでない、ほれ」ポイッ

上条「ん?なんだこれ」

ローラ「みてわかとろう?櫛よ、櫛」

上条「櫛...?ってことは……」

ローラ「なんとなく理解できとろうかしら?某のこの髪をとかして欲しいのよ」


そういってローラは自分の髪留めを取る。
すると、自分の身長の2.5倍はある髪が浴槽に広がる。


上条「そんなの自分でやればいいじゃねえかよ」

ローラ「いいであろう、これから二人で暮らすのだ。某がこんな事を頼むのは信頼した者にしか頼まぬのだぞ?」

上条「はぁ……まあいいけど」


そういって上条は持っている櫛をローラの髪にかける。


上条「こんな感じでいいのか?」

ローラ「うむ、ちょうど良いぞ。なかなか当麻はうまいぞよ」

上条「なんで褒められてんのにうれしくないんでしょうかね」


そうしてこんな時間がしばらく続いた。
ローラの髪は長い為、結構時間がかかるのである。


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