過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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ゴミ箱
[saga sage]
2012/04/02(月) 00:53:07.19 ID:Y4D1Wu4h0
ローラ「やっぱりここに居たわね」
御坂「何よ……」
ローラ「貴方が心配になって来たんじゃない。どう? 涙はもう枯らしたかしら」
御坂「泣いてなんか……いないわよ!!」ドシャン
御坂が一際大きな声で否定すると同時、けたたましい音を立てながら、御坂を中心に落雷が起きた。
周りの事をまるで考えていない能力の行使。御坂のパーソナルリアリティが暴走を起こしつつある証拠だ。
御坂「なんであんたがくんのよ!!」
ローラ「あら、まさか当麻に来てほしかった? とんだ策士だこと」
御坂「――――っさいわねぇえ!!」バチバチ
御坂の一言一言に答えるかのように、電撃が周囲に放出される。
だが、決してそれはローラを狙おうとはしない。
ローラ「違う? なら、貴方はどうしてほしかったと言うのかしら」
御坂「あんたには関係ないでしょうが!!」
ローラ「ふ〜ん……そう。なら、私は当麻の所に戻るわ」
まるで興ざめしたかのようにローラはその場を去ろうとする。
御坂「なっ……ちょ、ちょっとまちなさいよ!!」
ローラ「なにかしら?」
御坂「さっきのあれは……あれは、なんなの.......?」
今にも泣きそうな勢いでローラに答えを求める御坂。放電はいつの間にかストップしていた。
今のミサカからは、自分でも知ってる癖になにを聞いているのか、と。そんな自己嫌悪混じりなオーラが漂っている。
それに対してローラは、頭を抱えながらも御坂と改めて対面する。両者の距離は、さっきよりも近づいている。
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