過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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545:ゴミ箱[saga sage]
2012/04/02(月) 00:53:07.19 ID:Y4D1Wu4h0

ローラ「やっぱりここに居たわね」

御坂「何よ……」

ローラ「貴方が心配になって来たんじゃない。どう? 涙はもう枯らしたかしら」

御坂「泣いてなんか……いないわよ!!」ドシャン


御坂が一際大きな声で否定すると同時、けたたましい音を立てながら、御坂を中心に落雷が起きた。

周りの事をまるで考えていない能力の行使。御坂のパーソナルリアリティが暴走を起こしつつある証拠だ。


御坂「なんであんたがくんのよ!!」

ローラ「あら、まさか当麻に来てほしかった? とんだ策士だこと」

御坂「――――っさいわねぇえ!!」バチバチ


御坂の一言一言に答えるかのように、電撃が周囲に放出される。
だが、決してそれはローラを狙おうとはしない。


ローラ「違う? なら、貴方はどうしてほしかったと言うのかしら」

御坂「あんたには関係ないでしょうが!!」

ローラ「ふ〜ん……そう。なら、私は当麻の所に戻るわ」


まるで興ざめしたかのようにローラはその場を去ろうとする。


御坂「なっ……ちょ、ちょっとまちなさいよ!!」

ローラ「なにかしら?」

御坂「さっきのあれは……あれは、なんなの.......?」


今にも泣きそうな勢いでローラに答えを求める御坂。放電はいつの間にかストップしていた。

今のミサカからは、自分でも知ってる癖になにを聞いているのか、と。そんな自己嫌悪混じりなオーラが漂っている。

それに対してローラは、頭を抱えながらも御坂と改めて対面する。両者の距離は、さっきよりも近づいている。





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