過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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546:ゴミ箱[saga sage]
2012/04/02(月) 00:54:26.36 ID:Y4D1Wu4h0

ローラ「私には関係が無いと自分でいってたじゃないの。それを今更私に質問するのね。まったく、本当に都合がいいわね貴方」

御坂「ぐっ……」

ローラ「まぁいいわ。それで、あれがなんなのか……見てしまったのでしょう? 貴方も」

御坂「本当に……してたの?」

ローラ「えぇ。貴方の見間違いでもなければ、勘違いでもないわよ。正真正銘の……ね」

御坂「そんな......じゃぁ、もしかして」


そこで言葉を詰まらせた御坂。どうにもこの先の言葉が出てこないようだ。


御坂「うぅ、ぐす……うえぇ......」ポロポロ

ローラ「はぁ……まったくもぅ」テクテク


泣き出してしまった御坂に、少し急ぎ足で近づいていくローラ。

さっき時間をかけてきたのも、御坂が泣き止むのを待つためのローラの考えであったのだが、今ここで泣いてしまってはどうしようもない。


ローラ「ほら、もう泣き止みなさい」ガバ

御坂「え……?」


泣いている御坂を、やさしく抱き込んだローラ。さっきとは打って変わったローラの態度に、御坂もどうしていいか分からない様子。


御坂「な、なにしてるのよ」

ローラ「別に私は貴方をいじめてるわけじゃなーいの」ナデナデ

御坂「撫でるのをやめなさいよ......///」

ローラ「貴方に涙は似合わないわよ。だからほら、笑わなくちゃだめでしょう?」ニコ


抱き込んだまま、御坂を励ますローラ。

何故だか分からないが、そこにはさっきとはまるで違うローラの一面を御坂が垣間見た気がした。

何処か、全てを許し、何もかもを受け入れる。それこそ女神の様で、聖母の様な物を……



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