過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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ゴミ箱
[sage saga]
2012/02/09(木) 01:06:53.09 ID:e6JuCWiv0
ローラ「一体何をしたる為に来たといいけるか...?」
上条(目の下が赤いな。やっぱり泣いてたのか……)
ローラ「某を殴りに来たとでもいいたるか?それもよかろうな...」
上条「いや、そのー違うんだ」
上条「さっきは俺が……そのーわ、悪かったよ。言いすぎたな」
ローラ「上条...」
上条「ローラの事に不満を持ってたのは否定しない」
上条「ただ、あそこまで言うのは俺が間違ってた」
上条「これからここで二人で暮らすんだろ?だったらさ、ほら。こんな風にしたままじゃダメだろ?」
ローラ「・・・それだけか?」
上条「へ……?」
ローラ「某がかわいそうとかはおもわぬのかと問うてるの!!」
上条「あ、いやそんな滅相もございませんちゃんとローラ様の事を重々考えたうえでございまして」
ローラ「だったら一つ」
上条「一つ...?」
ローラ「今から一つある事をしたる。それを上条は目を瞑って受け止めい」
上条「なっ……!?またそんなのかよ...」
ローラ「なに、不満だといいたるの?」
上条「あーいえ、どうぞどうぞ、ナンデモシテクダサイ」
上条(上条さんはもうつかれたでございますよ)
ローラ「ふむ、ではゆくぞ」
上条「……おう」
なぜか心の中でオルソラ口調になる上条に向かってローラは...
ローラ「えい!!」ガバッ
上条「はいぃいい!?」ドサ
上条(まったこんなのですかあああ!?)
ローラ「うふふ、これで許したるわよ♪」ギュ
上条「はぁ・・・もうそれでいいですよ...」
ローラ(やっぱり、これが一番落ち着くわね……♡)
上条(……これって結構やばくね?)
ローラは上条に抱きつき、張り倒す。
ただそれだけの行為だが、それが男女の間ではすさまじいある意味を持つ。
今のローラと上条はそれをさして深く考えてはいない。
紅に輝く二人。映し出すのは真っ赤な夕日。
この二人の心情を、そのまま写しだしたようである。
ただ、時が来るその時まで……この二人がその意味を知るのはまだまだ先である...
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