過去ログ - おかえり、シャルロット
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/06(月) 22:46:55.29 ID:7mExSTOs0
朝食を一夏と摂ったシャルは、一夏の部屋で話したとおり、学園の事務所に足を延ばした。
担当の先生は不在だったが、申し込むための書類がいとも簡単に出てきて少し拍子抜けしたぐらいだった。
悪いことが起こるかも、いや、そんなこと無い。今までが悪すぎたんだから、これくらい
あってもいいよね、と自分に言い聞かせ、もらった書類をノーブラな胸に抱き、部屋へ急いだ。
部屋に戻るとラウラがなんだかそわそわしていた。

「ラウラ、どうしたの。」
「あぁ、今し方教官が来ておまえに言付けを頼まれた。教官室まで来るようにとのことだ。」

書類に目を通すのが先か、それとも織斑先生のところに行くのが先か、少し悩んで、部屋を出た。
書類に目を通すのは後だ。むしろ、助手の件について書類と一緒に織斑先生に相談してしまえ、
とひらめいたシャルは、善は急げとばかりに教官室へと急いだ。

「デュノアです。失礼します。」

教官室に入ると、そこには織斑先生のほかにフランスのIS次官がソファに座っていた。言いしれぬ
妙な空気に、ただごとではない事を察したシャルは少し身構え、勧められるままに二人の対面に腰を
下ろす。真正面から見た二人の顔は、苦虫をかんだような苦悩に満ちていた。

「シャルロット・デュノアさん、残念ながら退学です。」


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