過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
1- 20
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 22:22:54.03 ID:pdEI/T530
 その様子を車内テレビで見ていた橘警備保障の面々。
 放送が中断され、画面がテストパターンに切り替わった。

橘「突撃!」

以下略



113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 22:29:29.67 ID:pdEI/T530
 恐慌をきたした堂内では招待客が右往左往していた。
 大司教は必死でクラリスをかばっている。だが彼女は何の反応も見せない。

大司教「クラリスさん クラリスさん」
大司教「かわいそうに 薬を飲まされましたね」
以下略



114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 22:34:39.05 ID:pdEI/T530
 招待客の頭上をゴート札が舞い落ちている。

古泉の声「あなたの作ったニセ札です 指輪の代金に受け取ってください」
伯爵「くそーっ 奴を探せ! この中にいるはずだ」

以下略



115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 22:44:33.45 ID:pdEI/T530
 ツルヤテレビの映像が回復した。
 スパナで衛士の頭を張り倒す鶴屋さんが映し出された。

鶴屋「エイッ 皆さん めがっさお待たせしました 放送を再開しますっ」
鶴屋「ほら みくる 続けて」
以下略



116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 22:49:30.57 ID:pdEI/T530
 華麗な宙返りを決めて長門は壁の穴の前に着地した。
 クラリスを抱えた新川がこちらに向かっている。その二人を守る森。
 森は剣をふるって、追いすがるカゲたちを防いでいた。
 だがカゲは特殊装甲に守られているため、ダメージを与える事が出来ない。
 長門は対戦車ライフルを構えた。
以下略



117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 22:54:10.19 ID:pdEI/T530
 ツルヤテレビの映像。
 画面には必死でレポートを続けるみくるの姿があった。

みくる(小)「みんな 逃げちゃいました 伯爵 激怒して追って行きます」
みくる(小)「無事に逃げる事が出来るのでしょうか…」
以下略



118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 22:58:36.16 ID:pdEI/T530
 ふたたびカメラが入り口にパンする。衛士隊が入ってきた。
 彼らは雄叫びを上げて橘警備保障に向かって突撃していった。

みくる(小)「あっ 衛士隊です! 先頭は…」

以下略



119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:03:55.91 ID:pdEI/T530
 日本のどこかのとある会議室。
 機関のスポンサーたちがテーブルを囲んで結婚式の中継を見ていた。

スポンサー1「あのバカ 何をやっとるんだ」
スポンサー2「さっき映ってたのは鶴屋さんのお嬢さんじゃないか?」
以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:27:11.62 ID:pdEI/T530
 クラリスたちは城の端にある風車塔に逃げてきた。
 城内に水を引いている風車塔の下層部から水道橋が伸びていた。
 その先に時計塔が見える。

森「ローマ水道を渡れば向こう岸にいけるわ」
以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:33:17.69 ID:pdEI/T530
 長門は橋を渡って時計塔のドアを開けた。中でクラリスと森が待っていた。
 クラリスは床に寝ている。まだ薬の影響が残っているようだ。

森「いま新川が車を取りに行ってるわ 急いで国境を越えないと」
長門「急ぐ必要は無い」
以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:38:04.42 ID:pdEI/T530
 夜明けまではまだ間があるはずなのに、淡く柔らかい光が空間を満たしていた。
 ちょうど日没直後の光に似ている。いわゆるマジック・アワーである。
 空は青空に夕焼けが混じったような紫色に染まっていた。
 ここは我々の住む現実世界の異次元同位体ともいうべき空間だ。
 この空間の特徴は範囲がカリオストロ公国に限定されている事。
以下略



160Res/143.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice