過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/02/06(月) 22:51:01.27 ID:+wjtvPzp0
 車から降りたハルヒたちは走ってシトロエンを追いかけた。
長門(あのシトロエン・2CVはハンドルもブレーキも壊れている)
長門(このままでは古泉一樹が崖下に転落してしまう)
長門(幸い涼宮ハルヒはシトロエンに注目していて私の方を見ていない)
 長門はすぐ横の崖を飛び降りて湖岸に着地した。
 すぐさまシトロエンの落下予測地点まで高速で移動する。
 そこからさらに崖の上によじ登ろうとした所で異変を感じた。
長門(地形が急速に変化している…)
 切り立った断崖絶壁がなだらかなスロープに変化した。
 中腹に踊り場が形成され、それを囲むように数本の木が現れた。
 踊り場からは細い通り道が下の湖岸まで伸びていった。
長門(タイム・プレーン・デストロイド・デバイスの作動を感知)
長門(この地形変化は未来人による干渉行為と思われる)
 地形変化が完了するとタイミングよくシトロエンが落ちてきた。
 スロープを降りてきて、踊り場に達すると木にぶつかって止まった。
古泉「あいたたた 運よく助かったみたいですねえ」
古泉「花嫁の方も怪我はないみたいで…おや この人は」
 そのとき崖の上からハルヒたちの声が聞こえた。
ハルヒの声「いやあああ 古泉君が 古泉君がああ」
キョンの声「ハルヒ落ち着け 車はどうやら無事らしいぞ」
古泉(早いとこ涼宮さんを安心させないと特大の閉鎖空間が生まれそうだ)
古泉「涼宮さん! 僕は大丈夫です 花嫁の方も無事です」
 とにかく花嫁を運ばなければ… 古泉は崖を見上げた。
 緩やかなスロープとはいえ手掛かりなしで登るのは難しい。
古泉「ここからでは上に登れそうにないので一度下に降りてみます」
古泉「涼宮さんたちも下に降りられる道を探してください」
ハルヒ「わかったわ!」



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