過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 00:36:07.34 ID:pdEI/T530
 ホテルのスイートルームでは橘への尋問が続いていた。
 橘は椅子に縛り付けられていた。食事とトイレ以外は縄を解かれる事は無い。

森「それで地下工房を脱出するために火をつけたわけね」
橘「そのとき手近にあったニセルーブルをくすねたのです」
新川「それがポケットに入っていたこの札束ですか 素晴らしい!」
新川「ゴート札の秘密はやはり城の地下にあったんですね 興奮してきました」
森「新川 少し黙ってなさい」

 突然、長門が部屋の真ん中に現れた。
 抱えていたハルヒを手近のソファーに寝かせる。彼女はまだ目が覚めていない。

長門「緊急事態」

 長門が手短に事情を説明する。時計塔の冒険、小屋が襲撃された事、そして…
 井戸が爆破されたくだりを話したとき、長時間の尋問にも耐えた橘が嗚咽した。

長門「善後策を協議する必要がある」
森「その前にスポンサーを非常招集しなくちゃ お伺いを立てておかないと」

 森は日本の同志に指示を出すために受話器を取った。

長門「ここに睡眠薬があるはず それを涼宮ハルヒに投与して欲しい」
長門「これから起こる事を涼宮ハルヒに見られたくない」
新川「分かりました」

 新川はカバンから注射器と睡眠薬のアンプルを取り出した。
 長門は相変わらず無表情である。新川には長門の心中は窺い知れない。
 だがSOS団のメンバーならその表情に怒りの感情を読み取ったかもしれない。



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