200:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/10(金) 20:22:28.87 ID:oNd+Ad/T0
「ルケン様……?」
監察官が驚いたように声を上げる。それを聞いて、一瞥もせずに歩きながら彼は言った。
「このあたりに所用があったから寄っただけだ。他意はない」
「しばしお待ちを。おもてなしの準備をさせますゆえ」
「いらない。お前らは今まで通り、俺のカランを元気に保てばいいんだ」
「は……っ!」
息を詰めて、監察官達が礼をしながら手に持った鞭を尻のほうに隠す。それを横目で薄ら笑いを浮かべながら見つつ、ルケンはカランを一瞥した。
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