294:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/12(日) 20:19:23.33 ID:z5UY+Nzb0
「そして体の各部分を少しずつ落としていって、最後は首だ」
「……」
「ふふ……それを煮るとな、美味いんだ。お前にはいの一番に食わせてやるよ」
手をふらふらと振って、彼は思い出したように懐から肉切り包丁のような細く長い包丁を抜き出した。ベルトに抜き身のまま差し込んであったのだ。不気味な色を発するその鉄の凶器は、こびりついた黄赤の、人間の血液と油でベトベトに汚れていた。
「目を閉じたら酷いからな」
嘲るように言って。
そしてルケンは、ゼマルディの足。その股間に包丁をピタリとあてがった。
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