449:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/17(金) 17:35:29.26 ID:JYEl3aKe0
「…………まさかここまで稼動されてる魔導生物が、まだでも現存しているなんて……」
奇妙な訛り……というのだろうか。妙におかしな共有語を喋りながら、赤髪の女は周囲を押し止め、ゆったりと両腕、そして右足をもがなくなって這い蹲るゼマルディに向かって歩き出した。
「けが人の救助、早く!」
そう一言怒鳴ってから、彼女は右腕をゆっくりとした動作で、ゼマルディに向けた。その開いた手の平が、鉄を加熱していくかのように真っ赤に発光していく。
「可哀相ですが、魔導生物は消滅させる」
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