497:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/18(土) 19:12:03.15 ID:rIc6JsyG0
「今は、あるのかな」
「ないよ」
彼は端的にそう言って、きょとんとした彼女の頭を撫でた。
「もう、ない」
「ふーん……」
言葉の重みを推し量ることが出来ずに、フィルレインが空を見る。
キラキラと輝く光の投影。
しばらく、二人はそれを見ていた。
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