562:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 17:29:03.34 ID:WO2eriwB0
唖然としたガゼルに構わず、虹はニヤリと笑った。
『死ね』
向かってきた熱波が、落下する周囲の中、虹の手に当たる直前で、グズグズの沼になって変質した。
そして彼女の手の上に、直径五メートルを越える巨大な球形になって流体する。
「まずいね、何だか知らないけど、あれはまずいね」
「ええ、まずいわ。アートナー、まずいわ」
白い猫とネズミが口々に騒ぐ。
ネズミが空中でくるくると回転した。
途端、彼らの周囲に凄まじい量の刀が出現した。
猫とネズミを守るように、球形に刀が折り重なっている。
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