588:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 18:00:48.39 ID:WO2eriwB0
「どうして! どうして殺さなかった! 俺、騙してた? 何で? 何で!」
「ごめんなさい! ごめんなさい!」
愛寡が激しく揺らされながらくぐもった声を上げる。
「俺信じてた! でもどうして! どうして騙した!
あいつ敵、師匠、足奪った敵! あいつ強い、師匠それ知ってる!」
「殺せなかった……殺せなかったの。私、沢山殺した。大戦の時、沢山魔法兵器殺したの
……だから、もう私、殺せない……殺せない、もう殺したくないの……」
「でも!」
そこで愛寡の部屋のドアが乱暴に開き、浮屋と、銃を持った警備員達が、部屋の中に足を踏み入れた。
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