627:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 16:51:01.32 ID:mkVHEDB80
問いかけられ、彼女は笑ってそれに答えた。
「何でもありません。風邪をこじらせたのでしょう。
寝ていれば良くなります」
「この首の……ビー球みたいなおでき、一体何なんですの……?」
「……里にも良く分かりません。
ただ、何ともありませんよ。ご安心ください」
「里が言うなら……」
息をついて、燐はベッドにうつぶせになる。
彼女の首筋があらわになった。
今までは肉に埋もれていた核が、盛り上がって妙な光を発していた。
僅かに薄黄色に発光している。
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