672:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 17:22:07.40 ID:mkVHEDB80
声がした場所から、バチッ、と音がして短銃を持った男が姿を現す。
宇宙服を迷彩服にしたかのような、奇妙なものを着ていた。
『光学迷彩か……最近のは高性能だな。
673:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 17:22:43.35 ID:mkVHEDB80
そこで、マルディがぬぅと前に進み出た。
そして硬直した男の前に立ち、
コートのポケットに両手をつっこみながら、口を開く。
674:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 17:23:16.42 ID:mkVHEDB80
男たちが遠巻きに下がり、銃を降ろした。
マルディはポケットから手を出し、
何も持っていないことを示してヒラヒラと振ると、続けた。
675:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 17:23:50.64 ID:mkVHEDB80
「核はあるのか? お前も、その子も上層の魔法使いもどきか?」
「魔法使いもどき?」
マルディはクックと笑うと、トン、と地面を蹴って飛び上がった。
676:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 17:24:21.10 ID:mkVHEDB80
昏倒した男を見て他の男たちが銃を構えようとする前に、
マルディはくるくると空中を出たり入ったり繰り返し、
ものの数秒で、彼らが持っていた短銃を全て奪い取ってしまった。
虹の前に出現し、バラバラとそれらを地面にまく。
677:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 17:24:51.03 ID:mkVHEDB80
「いきなり銃を向けることはないんじゃねぇの?
魔法なんて、珍しいもんじゃないだろ?」
「お……俺達をどうするつもりだ……」
678:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 17:25:43.83 ID:mkVHEDB80
お疲れ様です。
次回の更新に続かせていただきます。
温かいご支援に感謝いたします。
679:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/02/22(水) 00:34:15.22 ID:a3GaTUODO
功刀が金髪ロリを連れるのは最早式用美なのか…。
680:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage saga]
2012/02/22(水) 02:57:13.29 ID:Nqai93Hv0
乙です。
自分の勝手な要望にお応え頂き、ありがとうございました。
反対の方もいらっしゃるかもしれませんが、
自分としては格段に読み易くなり、嬉しいです。
681:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:24:22.65 ID:oI7jiOK60
功刀さんの性癖については、後ほど詳しく書いていきます。
もはや様式美ですね。
他にも何かありましたら、ご遠慮なさらず仰ってください。
勉強になります。有り難いことです。
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