828:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:22:34.32 ID:pOQ9sNVj0
物怖じせずに功刀にそう問いかける燐に、
彼は肩をすくめて言った。
「知るカ。そいつが、今までノ体デナケレバ
嫌だトイウンダ。アレだけ壊れテレバ、修復ハ不可能だ。諦メロ」
「里、我侭を言わないで、別の体に入ってくださいまし。不便です」
『ガゼルさんと合流できれば、前の体の修復が可能です。
その時に、意識をダウンロードいたします』
表示された文字を見て、燐がため息をつく。
里は妙なところで強情なところがあった。
前のアンドロイドボディでないと嫌だ、
と功刀に言って、体の修復を頼んだのも彼女だ。
とうの功刀にはそのつもりはないらしく、
今でも、壊れたアンドロイドボディが空間の隅に放置されている。
979Res/589.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。