10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/12(日) 05:45:52.51 ID:JL05U58SO
律「なるほど……」
唯は恐らく、見せ物と化していることに気づいていないのだろう。
姉妹の仲を存分に見せつけるチャンスだと考えているのではなかろうか。
唯は、憂ちゃんとの仲の良さについて触れるとすごく嬉しそうな顔をする。
そのあたりに姉として、誇りか矜持かがあるのだろう。
「どうするのー憂ちゃん! ちゅーされちゃうよー!」
憂「そ、そんなこと言われましても……」
それはさておき、憂ちゃんのほうはいい気分ではないのではなかろうか。
なぜならば……憂ちゃんは控えめな性格だからだ。
唯との仲を見せびらかしたいなどとは思うまい。
しかしながら、ノリノリの唯の手前、逃げ出せずにいるとしたら。
憂ちゃんのほっぺたまで、唯のくちびるが約2センチといったところ。
私は唐突に振り向き、集団の端まで聞こえるよう大声を出した。
律「うわッ、堀込先生!?」
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