78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/12(日) 06:49:41.08 ID:JL05U58SO
澪の部屋に上がり、カバンを開ける。
律「ハイこれ」
お弁当の空き箱を渡して、ベッドに腰かける。
澪「わざわざありがとう……ちょっと流しに持っていくな」
律「うん」
澪が去って、ベッドに倒れて天井を眺める。
律「……意外と怒ってなかったな」
澪と友達になって何年したか数えてないが、澪の機嫌はいまいち読めない。
ちょっとのことで激怒したかと思えば、なんでもないことですこぶる上機嫌になる。
自分の中に世界があって、その世界で起こっていることに感情が大きく左右されるのだ。
昔、告白してきたときも、そんな決意をしているようには全く見えなかった。
今回は……たぶん、唯と憂ちゃんのことで、頭がいっぱいいっぱいで、
お弁当のことなど忘れていたのではないだろうか。
後が怖いな。
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