過去ログ - アンリ士郎「汝の欲す所を安価にて為せ!(キリッ」一同「へー」
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839:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/21(水) 00:12:30.44 ID:E22uRmbx0
 雪明かりで照らされていた単色の世界が黒ずみ、黒く、白く変化した。
 冬の陽光、その到来をうけ、酷寒の雪原を包みこんだ北領の大気はひどい寒気を増した。

 ……這い上がってくる。
 体の芯から、黒い泥が肌を塗りたくっていく。
以下略



840:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/21(水) 00:15:19.60 ID:E22uRmbx0



「―――落ち着いて待たれよ。彼女はもはや知性がないのではないですか。
  あれほどのセラフの侵食を受け、魂喰い(ソウルイーター)で身の欠損を補うておるのです」
以下略



841:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/21(水) 00:18:42.83 ID:E22uRmbx0

 地面に両手をつき、伏せた少女の顔からはひとつ、二つと水滴がこぼれ落ちていた。
 かっと頭が熱くなり、私は真っ赤になった顔で駆け寄ろうとする脚を必死に踏み留める。
 彼女が本当に正気を失っているのか目を凝らしたが、暗く伏せた顔には、人間らしい貌はなかった。
 
以下略



842:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/21(水) 00:21:22.04 ID:E22uRmbx0
 ザ




以下略



843:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/21(水) 00:25:08.26 ID:E22uRmbx0





以下略



844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/21(水) 00:27:45.27 ID:E22uRmbx0
「…………どうやらあれは彼女から分かたれた影のようですね。」
 

 僧は静かに私を宥めるように話す。
 彼の弁の通りなら、私たちの前に現れ襲ったサクラは
以下略



845:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/21(水) 00:32:40.88 ID:E22uRmbx0
「……ふむ?」


 どうしたものでしょう、そんな当惑の意味をこめて、僧はライダーの顔を見やった。

以下略



846:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/21(水) 00:34:41.72 ID:E22uRmbx0
やっと本編少しだけ進んだ。
ライダーさんがんばるんだよ!なお次は視点変更 +1


847:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/03/21(水) 00:59:16.46 ID:NVawFdmgo
白セイバー


848:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/21(水) 01:15:39.50 ID:E22uRmbx0
白セイバー「うっ……ひっく」ぽろぽろ

白セイバー「……シロウさんのバカ……なんで私あんな人のこと」ぽろぽろ

白セイバー「もう男の人なんて大嫌い……汚くて厭らしいケダモノなんだわみんな」ぽろぽろ
以下略



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