過去ログ - 麦野「フレンダは…私が殺した」
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2012/02/15(水) 23:47:48.35 ID:MSL6grdDO
 麦野「…後で話してあげる」 
 フレメア「? 分かった」 
  
 滝壺「行こ、ふれめあ」 
  
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/15(水) 23:49:31.13 ID:MSL6grdDO
 レジで会計を済ませてから滝壺、フレメア、絹旗、麦野の四人は一緒に歩いた。 
  
 途中でなぜだか目を丸くした浜面が息を切らせて走ってきた。かなりテンパっていて、絹旗に「超キモイです!超浜面です!」と散々言われていたが、今後の予定を説明するとフレメアを連れてフレメアの家へと向かっていった。 
  
 またしばらく歩くと今度は滝壺が「私の家はこっちだから」と言って別れた。 
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/15(水) 23:51:45.92 ID:MSL6grdDO
 絹旗「なんです?」 
  
 麦野「無理しなくてもいいのよ?」 
  
 絹旗「え…」 
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/15(水) 23:55:27.42 ID:MSL6grdDO
  
 絹旗「ええ…では、私こっちなんで」 
  
 麦野「ん」 
  
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/16(木) 00:03:03.80 ID:eDH9zsQDO
 絹旗はポカンした顔を浮かべ、次第にクスクスと笑いはじめた。 
  
 絹旗「どうしたんですか麦野。超似合いませんよ」クスクス 
  
 麦野「な、テメェ!人がせっかく感謝してるっつぅのに」    
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/16(木) 00:05:18.95 ID:eDH9zsQDO
 麦野「…超感謝してますよ、か」 
  
 麦野はポツリと自分にかけられた言葉を繰り返した。 
  
 麦野「あー…ダメね。確かに柄じゃないわ」 
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/16(木) 00:06:34.01 ID:eDH9zsQDO
  
  
  
  
  
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/16(木) 00:09:16.88 ID:eDH9zsQDO
 麦野「が…!?」 
  
 違う。視界が揺れているだけじゃない。脳も揺さ振られてる。身体もバランスを失っている。 
 それに気付いてから今度は顎に激痛が走った。 
  
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/16(木) 00:35:55.99 ID:eDH9zsQDO
  
  
  
  
  
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/16(木) 00:38:18.59 ID:eDH9zsQDO
 明らかな異常。そこで意識を失う直前のことをようやく思い出した。 
  
 麦野(クソが!なに日和ってやがんだ私は!) 
  
 あまりの自分の不甲斐なさに舌打ちをした。これからやらなければならないことがあるというのに… 
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/16(木) 00:40:09.03 ID:eDH9zsQDO
 麦野「テメェか、私にこんな真似した馬鹿は」 
  
 有無を言わさず能力を使って殺そうとした。学園都市第四位の超能力者【原子崩し】。彼女は例え手足を拘束されていようと、その能力で目の前にいる人間を肉塊にできる。それどころか、その気になれば分子レベルまでバラバラにすることだってできる。 
 だが、演算をはじめた瞬間、頭に異変を感じた。脳震盪によるダメージではない。もっとなにか別の異変を感じた。 
  
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