過去ログ - 麦野「フレンダは…私が殺した」
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94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/18(土) 09:03:57.79 ID:cy5Z2HqDO
浜面は奥の部屋へと続く扉のドアノブに手をかけた。そして、絹旗に目配せをする。
黒妻個人の家なのか、それとももっと大きな組織のアジトなのかは分からないが、ここが自分達にとって敵対関係にある者の本拠地。下手に動けば何かのトラップが作動するかもしれない。
慎重に、ゆっくりと扉を開ける。トラップの類はなかった。電気がついた、普通の部屋だった。浜面たちは部屋に入り、ぐるりと部屋を見渡した。この時、絹旗は既に嫌な予感がしていた。その原因はかつてうんざりするほどかいだ匂いだった。そして、すぐに異常を発見し、一気に心臓が飛び上がった。
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2012/02/18(土) 09:06:45.61 ID:cy5Z2HqDO
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2012/02/18(土) 09:10:43.10 ID:cy5Z2HqDO
浜面「麦野!」
絹旗「麦野!」
浜面と絹旗は麦野に駆け寄った。近くで見ると切り傷だけではない。顔にも切り傷があるがそれ以上に腫れあがり、脚には切り傷の他にも青アザも多くある。切り傷の方も服の上から何かで斬られたようであり、服もズタズタになっていた。
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2012/02/18(土) 09:12:12.23 ID:cy5Z2HqDO
絹旗も浜面も麦野に呼びかける。しかし、麦野はなんの反応も見せなかった。相変わらず、ぐったりと椅子にもたれかかっていた。それでも絹旗は諦めず、今度は脈を計った。
絹旗「!大丈夫です!まだ生きてます!浜面、救急車を!」
浜面「ああ!−−−!」
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2012/02/18(土) 09:15:21.77 ID:cy5Z2HqDO
それに気付いた時、浜面は一目散に扉に向かおうとした。
絹旗「待ってください!」
だが、絹旗が浜面の腕を掴み制した。
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2012/02/18(土) 09:24:53.11 ID:cy5Z2HqDO
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/18(土) 09:27:21.31 ID:cy5Z2HqDO
霧谷は偽マンホールのふたを閉めると、今度は大通りに向かって走りはじめた。
大通りに入ると、今度はまばらにいる歩行者に合わせて歩きはじめる。歩道橋を渡り、別の歩道に入ると、また大通りから裏道にスッと入った。
???「よう、無事か?」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/18(土) 09:29:00.41 ID:cy5Z2HqDO
黒妻「そういや仕上がりはどうだったんだ?最後の方はかなり騒がしくしちまったが」
霧谷「問題なく、完璧な仕上がりなんで。チェックするんで?」
黒妻「イヤ、いいや。気分悪くなりそうだ」
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/18(土) 09:30:48.43 ID:cy5Z2HqDO
霧谷「横須賀さんとリーダーは上手くいってるんで?」
あまり考えさせないために、霧谷は違う話題を振った。
黒妻「−プハッ。イヤ、まだなんにもアクションはないな。まだ接触してないんだろ」
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/18(土) 09:37:52.01 ID:cy5Z2HqDO
今回はここまでです。
学園都市のGPS機能は発信源の標高まで示してくれる優れもの。
そして、逃走用の通路から出て、真っ先にコンビニにムサシノ牛乳買い行った黒妻さん(笑
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/18(土) 09:44:47.27 ID:Sul7gQos0
乙
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