過去ログ - 【時間よ】万引きJKにはお仕置きしないとなっ【止まれ】
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]
2012/02/17(金) 00:55:51.64 ID:hQK/Ptyk0
少女「・・・あれ?あれ?!・・・ここは?・・・私・・・」
男「やぁ、お目覚めかい?君、コーヒーはミルクと砂糖入れるほうかな?」
彼女はこちらを見て、その大きな瞳を一層に大きくし、咄嗟に胸元を掴んで自分の身の安全を確認したのか口を開いた。
少女「・・・砂糖少なめのミルク大めで・・・」
寝そべっていたソファの端っこへちょこんと座りなおすと俺のほうを伺っている。
まるで人里はなれた森に住んでるリスのような可愛らしさがあったが、その警戒心は100%俺に向けられている。
大丈夫、なんにもしてませんよー
俺はちょっと赤ずきんの狼のような気分だった。
少女「あのっ!わ、わたし!・・・なぜここへ?」
男「はい。コーヒーね。」
男「君さっき"amethyst"(アメジスト)にいたよね?」
少女「え?あ、はい・・・」
男「そこで急に倒れちゃったんだよ。覚えてない?」
もちろん嘘っぱちである。ここでカマかけをして反応を見ようとしたんだ。だが・・・
少女「ああ・・・そうだ。私、お母さんと同じシュシュを見つけて・・・あれ・・・???」
少女はカマにも気づかないぐらい自然に首をかしげる。そして視線を落として足元に落ちてる俺のジャケットに気づく。
少女「じゃあココはお店の関係の所なんですか?・・・なんかご迷惑おかけしちゃったみたいで・・その・・・ごめんなさい」
おっ察しがいいねぇ。おまけに健気なその表情がたまらん。申し訳なさそうに差し出すジャケットを受け取る。
男「正解♪まぁ関係というか・・・"amethyst"はボクの親戚の店なんだよ。」
男「丁度店にいるときに君を見かけてね。そしたら君がシュシュをそのショルダーバッグに入れたと思ったら」
男「そのまま倒れちゃってね」
少女はそれを聞いて顔が面白いぐらいに真っ赤になった
少女「わた、わたしっ!!そのっ・・・そんなつもりじゃ・・無いですからっ!!・・・万引きとか・・・」
語尾は聞き取れないぐらいに小さくフェードアウトした。
んなこたわかってる。いっそのことそれだけの物万引きされてたほうがずっとマシなんだからww
実際、店のショーウィンドウは粉々に砕け散り、挙句店主の車までぶっ潰したなんて
今の彼女に伝えたら卒倒しかねないからだ。
もうすっかり彼女はあの時の妖艶な雰囲気は微塵も感じない。まったくのどちらかというと純真な女子高生そのものだ。
男「あはは。大丈夫、いくらなんでもそのまま倒れちゃったんだからボクもそんなこと思ってないよ?」
少女「・・・・ですよね・・・よかった・・・」ホッ
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