過去ログ - おっさんがハッピーシンセサイザーを踊るまでに至る長い経緯(勝手な妄想)
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/21(火) 18:35:07.20 ID:3TZQKR1M0
「はい、はい、ええ。おじさんが高熱を出してしまいまして。・・・はい、すいません、それではよろしくお願いします。吉沢せん」
最後まで言いかけたところで俺は電話を奪い取る。
「せんせぇ!自分は大丈夫ですけぇ、恭子には出頭させますけぇ!」
『ええ?渡辺さん、何を?ご体調が宜しくなければご無理を・・・』
俺は熱が出ると変にテンションが上がるらしい。
「いーえ、姫ちゃん先生!必ず出頭させますけぇ!是非とも恭子の内申書には花マルを!是非とも花マルを!」
そう言ったところで、何変なこと言ってるんですか、と恭子に電話を奪い返された。
しかし、その直前「姫ちゃんってなによ、本当に花マルつけてやろうかしら」との呟きが電話先からしっかり聞こえた。
おお、先生の意外な反応。そしてとっちゃんのミッション完遂!実に満足である。
「すいません、先生。・・・はい、・・・はい。それでは失礼致します」
「・・・もう、おじさん。体が良くないんですから無理しないで下さい」
ちょっとむくれている恭子。始めてみる表情に少し嬉しくなる。
「それで、先生は?」
「はい、好きにして良いと言って下さいましたので、今日はお休みしようかと」
却下。
「恭子、駄目だ。学校へ行きなさい。・・・なに、大丈夫だよ。あんな冗談も言えるくらいだから平気、平気」
正直、体は結構きつい。それでも心配掛けまいと陽気に話しかけるが、恭子は納得できずにいる。
「でもですね。39度も熱があればきっと、後で苦しくなってくると思うんです」
「わかった、じゃあこうしよう、ちょっとでも辛くなったら、必ず電話するから帰ってきてくれ。欠席より、早退の方がマシだしな」
そう言うと恭子は少し考えた後、わかりました、と渋々了承してくれた。
「必ず暖かくして寝てくださいね。お粥を作っておきますから、食べてください。それと絶対にちょっとでも辛くなったら電話してくださいね」
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