過去ログ - 魔法少女×仮面ライダー まどか&W SS大戦GIGA MAX
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148:1[saga]
2012/04/04(水) 00:28:44.00 ID:j+sNRJjz0
フィリップはハードボイルダーを駆り夜の街を駆け抜ける。
折り返し、マミの家から電話がかかってきたからだ。
ほむらの反応の消失。
そして現れたスパイダーショック。
二つの事象が意味するところは――二人の敗北。
フィリップは取り急ぎスパイダーショックの発信機機能を教え、現場に向かわせることにした。
彼自身はまず魔法少女と合流し、切札を渡すことを最優先に行動する。

「くそっ、翔太郎! 何をしているんだ……!」

対して魔法少女達も、すぐさま翔太郎達が向かった場所を突き止めて全力でそこへと走る。
人間の姿のまま、息が上がっても脚が痛くなっても走り続ける。

「ソウルジェムの反応が完全に消えたなら、暁美さんは死んだということ……」

「だがしかし、あたしもマミも感知は専門じゃねえ。多分感知出来ねーほど魔力が弱まってるってことだ」

一刻を争う状況。
出来れば変身して駆け抜けたかったが、だがしかしマミと繊莉子が強く止めた。
こういう時こそ落ち着いて行動するべきだ、と。
さやかやキリカは当然反論したが――彼女たちが握った拳から流れ出る血を見て、押し黙ってしまう。

「翔太郎さん、無事でいてよ……!」

「死んだりなんかしたら、許さないんだから……」

十分弱程走り続けて、フィリップと魔法少女達は合流する。
遂に手に入れた、財団Xに対する切札。
それは――魔法少女の人数分のドライバーと、ガイアメモリだった。


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